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 (イベント『神無剣《ディエティースレイヤー》』予告)

夜闇色の戦闘員、オルタダストは、倒しても倒しても無限に現れた。
キミたちの協力によって、いくつもの「拠点」作戦は失敗し、
また本来の彼らの仕事を逸れてキミたちを襲うオルタダストがあっても、
死亡者や負傷者などの数は少なく、損害は比較的軽微で済んでいる。

――キミたちリザーブドが互いに手を取り合えば、
  大抵のオルタダストなどまるでキミたちの敵ではないだろう。
  オルタダストの生存本能が強力なものであるとはいえ、
  あくまでもダストはダスト。新しい世界の住人が遅れをとることはない。

  だが、ものには例外がある。

「”ノース”、今度のダストなんだけど。いっそ私たちが……無理かぁ」
「無理だな。俺たちは生まれたダストに干渉できない」
「じゃあ、ダストを放出しないっていうのも……無理かぁ」
「無理だな。溜め込めば塔どころか庭が歪む」
「そうだね……彼ら、大丈夫かな」
「大丈夫だろう。これまでにも数々の苦難を乗り越えてきたオーヴァードたちだ」
「そうだね。これでダメなら、私たちを止めるなんて、そもそもできっこないし」
「……”サウス”、あまりリザーブドに同情するな」
「してないよ。あ、そういえば、これもらったからあげるね」
「飴、か?”サウス”、ちょうど今、俺が言ったことを……いや、もらっておこうか」

――繰り返そう。
  ものには、例外という裏切りがある。







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